結婚式の準備を始めると、意外と悩むのが「ペーパーアイテム」。
招待状や席次表、席札、プロフィールブックなど、ゲストに手渡すアイテムは見た目だけでなく、マナーや費用、手作りにするか外注にするかなど決めることがたくさんあります。
私自身も準備中に「どこまで必要?」「全部作るのは大変そう…」と迷った経験がありました。
ですが、工夫次第で 節約しながらも自分らしいデザイン を取り入れることができます。
この記事では、
- 結婚式で必要なペーパーアイテムの種類
- 招待状・席次表・席札・プロフィールブックの選び方
- 手作りと外注のメリット・デメリット
- 筆者の実例やアイデア
をまとめてご紹介します。
これから準備を進める花嫁さん・花婿さんの参考になれば嬉しいです。
結婚式のペーパーアイテムとは?

結婚式に欠かせない「ペーパーアイテム」とは、ゲストに渡す紙類のアイテム全般を指します。
式のテーマや雰囲気を左右する大事な要素であり、
最初にゲストの手に届く“結婚式の顔”とも言える存在です。
基本の4点セット(招待状・席次表・席札・プロフィールブック)
ペーパーアイテムの中心となるのが、こちらの4つ。どれもゲストに心を伝える大切な役割を持っています。
基本の4点セット
結婚式の定番アイテムはこの4つ。
- 招待状:ゲストに日程・会場を知らせる大切な案内状
- 席次表:披露宴の座席やゲスト同士の関係性を示すリスト
- 席札:ゲスト1人ひとりの席を示すカード
- プロフィールブック:新郎新婦や式のプログラムを紹介する冊子
この4つが基本ですが、「メニュー表」や「エスコートカード」などを追加する人も増えています。
また、「席次表+プロフィールブック+メニュー表」を
一冊にまとめる“まとめ型デザイン”も人気が高まっています。
私自身もこのスタイルにしましたが、
見た目に統一感が出て、ペーパーの枚数も減るのでスマートに仕上がりました。
必須なもの/省いてもOKなもの
ペーパーアイテムには必須のものと、会場のスタイルや自分たちの好みに合わせて省略しても大丈夫なものがあります。
▼最低限そろえたい基本アイテム
- 招待状
- 席次表(またはエスコートカード)
- 席札
▼省いてもOK・代替できるアイテム
- メニュー表
- プロフィールブック
- エスコートカード
ビュッフェ形式の披露宴では、料理説明を口頭で行うためメニュー表を省くことも。
プロフィールブックはゲストに伝えたい内容が多い場合のみ作るのがおすすめです。
エスコートカードはおしゃれな演出ですが、少人数婚やスタッフ案内がある式では省いてOK。
ペーパーアイテムは手作り?外注?

ペーパーアイテムは「自分たちらしさを出せる部分」でもあり、手作りするか外注するかで印象が大きく変わります。
最近は、WEB招待状+手作りアイテム+外注印刷など、組み合わせて上手にバランスを取るカップルも増えています。
手作りのメリット/デメリット
▼メリット
- デザインを自由にアレンジできる
- コストを抑えられる
- “自分たちらしさ”が出やすい
▼デメリット
- データ作成や印刷に時間がかかる
- 印刷ズレ・紙質選びなど、仕上がりのクオリティに差が出やすい

💡Bambiの実例紹介💡
席次表・プロフィールブック・メニュー表は一冊にした”まとめ型デザイン”を採用!Canvaでデザインし、印刷は外注業者を利用しました。
席次表はB2サイズの額縁を受付横に飾り、ウェルカムスペースの装飾としても活用。
席札は鏡タイプを手作りし、お土産としても喜ばれるアイテムにしました。
外注のメリット/デメリット
▼メリット
- プロに任せられるので完成度が高い
- 忙しい時期でも効率的に進められる
- 統一感のあるデザインが作りやすい
▼デメリット
- コストが高くなりがち
- 納期や修正に時間がかかることも

💡Bambiの実例紹介💡
招待状は、式場提携のWEB招待状サービスを利用しました。
スマホで完結できるので友人ゲストからは「返信が楽だった!」と好評。
一方で、親戚や年配ゲストには少し操作が難しかったようで、紙の案内を併用してサポートしました。
バランスよく組み合わせる方法
- 招待状はWEB化で手間を省く
- デザインにこだわりたいアイテム(席札やプロフィールブック)は手作り
- 印刷はプロに任せてクオリティを担保
すべてを手作りするのは大変ですが、部分的に外注を取り入れることで、手間を減らしつつオリジナリティを残すことができます。
特に印刷だけ外注するスタイルは、費用を抑えながら見た目の完成度も高くおすすめです。
まとめ:ふたりらしいデザインでゲストに感謝を伝えよう
結婚式のペーパーアイテムは、ゲストに最初に触れてもらう“結婚式の顔”。
招待状や席次表、席札、プロフィールブックといった基本アイテムに加え、メニュー表やエスコートカードなども必要に応じて用意すると、ゲストへのおもてなしの幅が広がります。
手作りと外注のどちらを選ぶか迷ったら、時間・予算・デザインの自由度を基準に判断しましょう。
実際に私は招待状はWEB招待状、席次表・プロフィールブック・メニュー表はCanvaでデザイン、印刷はプリントパックに依頼しました。
席札は鏡タイプを手作りしてお土産になるよう工夫し、受付横には席次表をB2サイズで飾るなど、演出も取り入れました。
最も大切なのは、ゲストに喜んでもらう気持ち。
ふたりらしいデザインや工夫を取り入れたペーパーアイテムで、結婚式をより特別で温かいものにしてください。



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